クイなし!
7月 10th 2010 -
窓から夜景を眺めつつ夜風にあたっていると、
軽く酩酊していたのか、フレーズが思わず口を突き動かしました。
「我が人生にクイなし!」と。同時にイメージしてしまった情景は、地面に突き刺さっている木の杭でした。
クイはクイでも、杭のクイなんだと思わずたじろいでしまいました。
何で杭なの?ここは悔いでしょう! その心象風景を肯定的に受け止めるには、少々酔いが回っていました。
機会があるときに、自己催眠で探求してみたいと思います。
同音の言葉がありますから、意味を読み違えるとまったく異なった展開になってしまいます。
先日読んでいた本に、やまと言葉がどのように世界を理解していたのかについて書かれていました。「葉(は)」、「歯(は)」、「端(は)」は漢字でこそ異なりますが、この「は」はやまと言葉だそうで、はじっこや先っぽのことを表している同じ言葉だそうです。「目」と「芽」は同じ「め」、「花(はな)」と「鼻(はな)」は同じ「はな」。
漢字から見てしまうと異なるものになりますが、ひらがなにすると同じ言葉になってしまいます。こんな言葉がやまと言葉にはたくさんあるそうで、細かく区分していない表現力に、ちょっと注目してしまいました。ひらがなの世界に舞い降りて、小学生低学年の気分を味わいながら、言葉をつづってみるのも新たな発見があると思います。
そういえば、こんな言葉遊びもありました。鏡を見ている自分を抜き取ると、そこに映っているのは神(「かがみ」-「が」=「かみ」)。初めて聞いたときは、唸ってしまいました。
