ヒューマンデザイン・システム(Human Design System)は、創始者ラー・ウル・フー(Ra Uru Hu)が啓示を受けることで始まりました。

ヒューマンデザインは信じることではなく、手段として試すために存在しています。そして自らの個性を生きるために、真価を発揮します。

概要

ヒューマンデザイン・システムは、人類がこれまで創り上げてきた古今東西の伝統的な科学(似非科学とも呼ばれている)と現代的な科学、この2つのサイエンスの流れが統合されたシステムです。

  • 伝統的な科学:占星術、チャクラ・システム、カバラ、易経など
  • 現代的な科学:物理学、天文学、遺伝学、生命科学など

私たちは、いまこの瞬間にも宇宙から降り注ぐニュートリノのシャワーを浴びています。ニュートリノが各惑星を貫通し、その情報を取り込みながらこの地球に到達し、私たちの肉体を通り抜け、また宇宙の果てに去っていきます。ニュートリノは、私たちの遺伝子に影響を及ぼして、私たちのパーソナリティとデザインを形成していきます。

1950年代に遺伝子のコードが発見されて以来、遺伝子の64コードと易経における64卦との間には驚くべき緻密な関係があることが見つかり、それについて多くの本が出版されてきました。

生まれた瞬間にニュートリノがどのように私たちの遺伝子に刻印され、その結果どのようなデザインを受け取ったかを、ヒューマンデザイン・システムでは、生まれた瞬間に太陽と諸惑星がどの卦になるのかを求めることによって明らかにします。

啓示から始まる

超新星「1987A」爆発

1987年2月23日16時35分(日本時間)、超新星「1987A」爆発の際に放出されたニュートリノが岐阜県神岡鉱山跡にある東大宇宙線研究所・神岡宇宙素粒子研究施設カミオカンデで検出され、ニュートリノ天文学の幕が開けました。

この時のニュートリノは地球に到達するまでに、大マゼラン星雲から実に15万年もの宇宙の旅をしてきていました。その超新星爆発(Super Nova)は、チリの山頂から肉眼でも確認されました。ただ当時はまだ、ニュートリノに質量があることは証明されておらず、質量ゼロのエネルギー粒子と見なされていました。

そのSuper Novaの51日前にあたる1987年1月3日、スペイン沖のイビザ島である男がとても神秘的な体験をしました。その出来事について彼は、「声」が自分を貫いていったような体験だったと言っています。その不思議な声は8日8晩続き、宇宙と地球の生命構造に関する基本情報がもたらされました。物理学の学問的背景を持ち、占いや迷信のたぐいを毛嫌いしていた彼にとって、啓示の内容はまったくもって理解を超えるものでした。その体験の後、彼は名を改め、ラー・ウル・フーとして知られるようになったのです。

ラーはその後、その与えられた知識に従って実験を重ね、数多くの臨床結果から啓示の内容が正しいと確信し、1992年から、ヒューマン・デザイン・システムとして、これを広めていきました。実は、啓示に「ニュートリノには質量があり、情報伝達の媒体となっている」という内容も含まれていました。その後、1998年に学会でニュートリノに質量があることが証明・発表されました。

パーソナリティとデザイン

ニュートリノは地球に絶え間なく降り注いでいます。ニュートリノは惑星を通過するたびに変性し、そして生まれてくる赤ちゃんにその情報を刻印します。

ヒューマン・デザイン・システムは2つの時刻を計算します。

1つは出生時間で、この時刻での太陽と地球、諸惑星の位置によって変化したニュートリノの情報によって、私たちのパーソナリティがプログラムされます。パーソナリティは意識的なアクセスができるもの、取り扱うことができるものです。

意識的なアクセスとは、山腹に座りながら前方にある道路上を車が走っているのが見え、進んでいく方向や誰がその中にいるのかが分かるようなものです。ボディグラフには黒色で表示されています。

もう一つは、この出生時間から太陽が黄道上を88°戻った時刻(88日か89日前)です。この時刻からはデザインが明らかにされます。デザインの情報は無意識の情報です。意識的なアクセスができない“無意識”です。

無意識は、たとえればトンネルのようなものです。山腹に座っているとき、トンネルの中で何が起きているのか知ることができないし見ることもできません。中で起きていることに参加することもできません。私たちにできることは、トンネルの中から、“それ”が現れるのを待つだけです。ボディグラフには赤色で表示されています。

レイブ・チャート及びレイブ・マンダラでは、パーソナリティ(意識)とデザイン(無意識)の両面を解き明かしています。

ストラテジーで分けた4つのタイプ

行動の方針(ストラテジー)によって、4つのタイプに分かれます。ジェネレーター、プロジェクター、マニフェスター、リフレクターの4タイプです。

ストラテジー(Strategy)に従って、行動していけば、自分らしく生きることができます。

1. ジェネレーター(Generator)

ピュア・ジェネレーター(Pure Generator)とマニフェスティング・ジェネレーター(Manifesting Generator)を総称して、ジェネレーター(Generator)と呼んでいます。ときどき、ピュア・ジェネレーターのことをジェネレーターと簡略に呼んでいるときもあります。

人口の約70%がこのタイプで、もっともエネルギッシュな待機型です。ピュア・ジェネレーターが人口の約37%、マニフェスティング・ジェネレーターが人口の約33%です。

いつも体内からわき上がってくるエネルギーに満ちています。人からの誘い、質問などに応えたり、周囲に起こる事に反応してゆくことで、その能力を発揮します。仙骨の方から来る感覚に従わず、自分の頭で考えて何かをやり始めてしまうと、周囲からの抵抗にあい、欲求不満に陥ります。

マニフェスティング・ジェネレーターは、ひとたび反応がでたらマニフェスターのように行動することができますが、最終的には、ピュア・ジェネレーターと同時にゴールに到着します。

有名人 / ピュア・ジェネレーター
アインシュタイン、ビル・クリントン、エルビス・プレスリー、マドンナ
有名人 / マニフェスティング・ジェネレーター
マザーテレサ、マハトマ・ガンディー、ニーチェ、マリー・アントワネット、チャップリン

2. プロジェクター(Projector)

人口の約21%がプロジェクターで、待機型のひとつです。 自らのエネルギーにアクセスできない非エネルギータイプですが、他の人たちのエネルギーをコントロールし、誘導する能力を持ちます。

しかし、この能力を活かすには自分特有の能力が認められ“招待”を受ける必要があります。ひとたび招待を受けると、真価を発揮し、取りまとめ役や主催者として現れます。

有名人 / プロジェクター
J.F.ケネディ、エリザベス女王、ダイアナ妃、マルクス、OSHO、ピカソ、マリリン・モンロー、ジョディー・フォスター、ブラッド・ピット、ジャッキー・チェン

3. マニフェスター(Manifestor)

人口の約8%にあたり、唯一の行動型です。自ら行動を起こすことができます。世間ではマニフェスターを社会の模範として考えており、すべてのタイプをマニフェスターのように育てようとしますが、マニフェスター自体は抵抗にあっています。

行動を起こす前に他者に伝えることをすれば、周囲の人はその行動をサポートします。逆に、伝えずに行動すると抵抗にあいます。マニフェスターは幼少期に何も告げずに勝手な行動を取ることが多いため、躾によりその行動を抑圧されていたりします。このため、行動が消極的になる傾向が強くなります。

有名人 / マニフェスター
毛沢東、アドルフ・ヒトラー、ジョージ・ブッシュ、フロイト、クリシュナムルティ、ジョニ-・デップ、ロバート・デ・ニーロ、ジャック・ニコルソン、トム・クルーズ、トミー・リー・ジョーンズ、オーソン・ウェールズ

4. リフレクター(Reflector)

人口の約1%未満と、とても希な待機型です。また、自らのエネルギーにアクセスできない非エネルギータイプです。

他のタイプと異なり、自らの中に一貫したものがなく、あらゆる面で外界に対してオープンになっています。リフレクターは、他の人を自らに映し出す人です。自らの無防備さを自覚するとき、リフレクターはとても賢い人になります。

生活のリズムが月に直接支配されています。このため何か決断するにあたっては、月の一周期(約28日間)待つ必要があります。

有名人 / リフレクター
マイケル・ジャクソン、ドストエフスキー、ユリ・ゲラー

9つのセンター

9つのセンターは、チャクラ・システム、及び、生物学的に体の各部分と関係しています。

この9つのセンターの条件付けによって、一貫性のある信頼できるものなのか、他人のオーラの影響を受けて一貫性がないものなのかが分かります。どの部分が無防備で外部からの影響を受けやすいか、決断をする際に自分のどの部分に頼ればいいのか、肉体的にどんなことに気をつけたらいいのか、その人のあり方に影響してます。

人間関係からセンターを見たとき、互いに条件付けられていない部分が魅力的に映り、引き寄せられることで自らのエネルギーの流れが変わってきます。

色が塗られているセンターが、条件付けられたセンター、定義センターです。白色のままのセンターは、未定義センターです。 未定義センターで、黒や赤の塗られたラインがないものをオープンセンターとも呼びます。

未定義センターは、定義されている人のエネルギーを映し出すの役割を担っていますので、条件付けに翻弄される経験を積み重ねて賢くなっていきます。定義センターよりも、無防備な未定義センターの方が、経験が深くまで浸透しますから、豊かな可能性の宝庫ともなれます。 反対に、定義センターは、洗練された未定義センターにより導かれます。

ヘッドセンター(Head Center)

ヘッドセンター(Head Center)

インスピレーション(閃き)のセンター

霊感(インスピレーション)と宇宙からのプレッシャーセンターです。常に考えるようにとプレッシャーを受けています。

ヘッドセンターには世の中を理解し、意味が通るようにしようとするプレッシャーがありますが。モーターではないので、その考え方を具現化するためのエネルギーがありません。

アジュナセンター(Ajna Center)

概念化のセンター

第2の気づきセンターで、知的な気づきに関係します。アイディア、概念、思考プロセスなど概念化を行います。

何が起きているのかを意識し、人生において気づきを経験することができます。

喉センター(Throat Center)

コミュニケーションと行動のセンター

表明(発言と行為)の為のセンターであり、すべてのエネルギーが喉センターに集まってきます。働きはコミュニケーションであり、モーター(動力源)とつながると行動に通じます。

G センター(G Center)

愛と方向性のセンター

私たちが何者であり、何処へ向かっているのか、そのアイデンティティーや愛、方向性に関係しています。

「磁気単極子」がGセンターにあり、コンパスのように働きます。

ハート/エゴセンター(Heart / Ego Center)

意志力のセンター

主要な機能は、エゴ、及び、意志と約束・責任・コミットメントです。自らの意志力を働かせる力強いモーター(動力源)で、物質面で生存するために必要なプレッシャーとエネルギーを創造するセンターです。

太陽神経叢センター(Solar Plexus Center)

感情と感性のセンター

4つのモーター(動力源)の1つであり、第3の気付きセンターでもあります。また、感情のエネルギーが生まれる感情センターでもあります。

2027年以降に、感情センターが、第3の気づきセンターとして真の進化を遂げると言われています。

脾臓センター(Spleen Center)

本能と免疫システムのセンター

3つある気づきセンターの1つで、最古のセンターにあたり、肉体意識に関係しています。健康と生存を維持するように働きます。

本能的な直感を司っており、生命維持には欠かせない本質的な機能を持っていて、一番最初に気付きが起きるセンターです。

仙骨センター(Sacral Center)

生命エネルギーとセクシュアリティーのセンター

仙骨センターは、生命力の源でもあり、セクシャリティとも関係し、とてもパワフルな創造性のセンターです。

モーター(動力源)としてエネルギーを生み出す4つのセンターの1つ。

ルートセンター(Root Center)

ストレスとアドレナリンのセンター

ヘッドセンターとともに、進化のための“プレッシャー”を創り出すセンターです。また、モーター(動力源)としてエネルギーを生み出す4つのセンターの1つでもあります。

ルートセンターからのプレッシャーは、地球からの進化させようと促す力であり、また、地球へグランディングする力でもあります。

個人というよりは全体へのエネルギー供給源に関わるセンターでもあります。